心臓再手術でも癒着が問題です

心臓再手術損賠訴訟:金沢大医学部付属病院医師の過失認定−−地裁判決 /石川
 ◇4900万円支払い命令

http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20080401ddlk17040476000c.html


 金沢大医学部付属病院で98年、心臓手術を受けた直後に死亡した七尾市の女性(当時56歳)の遺族が、手術ミスが原因として同大を相手に約5600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が31日、金沢地裁であった。倉田慎也裁判長は「中止すべきだった再手術を、担当医が漫然と続けた点に過失がある」と認定し、約4900万円の支払いを命じた。
(中略)

判決は再手術について、「手術を続ければ心膜と癒着した心筋を傷付ける危険は予見できた」と指摘。「心筋の損傷で大量出血を招き、状態が悪化して肺内出血を生じさせた」と、死亡との因果関係も認めた。
(攻略)


心膜と心筋の癒着が、結局心筋の損傷を招いてしまうこともあるのです。確かな癒着防止策が望まれます。


患者さん側にも、医療関係者にも悲劇が起こらないために。
癒着撲滅に向けて、皆さん行動しましょう。