産科・小児科をナイガシロにはできませんよ


「3Bサイエンティフィック 月刊メールマガジン vol.35」から引用させていただきます。


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2. 特集:産科・小児科に強化策、安心して子どもを産むために

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今月中旬頃、福田首相が国立成育医療センターにて小児科、産科の医療現場の先端的取り組みを視察した際、その危機的状況を理解し、財源問題をはじめ、医療態勢の強化策を来月にも策定したいとの
意向を示しました。


数年くらい前までは産科・小児科医療よりも産んだ後の子育て支援について様々な議論が交わされ、子どもを安心して「育てられる」社会を目指していた時代だったように思えます。ところがここ数年は子どもを育てられるかどうかという以前に、子どもを安心して「産める」のかどうか?というところにまできてしまいました。


世間は少子化だと騒いでいますが、実は出生数よりも産婦人科医の落ち込み数の方が激しく、産婦人科医のうち女性の占める割合が圧倒的に多いため、彼女たち自身の出産や子育てのために離職を余儀なくされているのも理由の一つです。又、彼女たちが仕事を続けるため、子どもを産む時期を先延ばしにしている事実も見逃せません。


又、男性産科医のなり手が少ないという事実があります。その前に男性自身が「産婦人科に入局してもよいのか?」という二の足をふませるような雰囲気がまわりに漂っているのは困ったものです。


私も過去にとある国立病院で出産しましたが、メインの産婦人科医(男性)の他、研修医2名(交代でどちらも男性)看護師(女性4、5名)助産師2名(うち1名は見習助産師)という、出産に総勢8〜10名の立ち会いがありました。


たぶん、こういうのはイヤだ、という人は必ずいるでしょう。でも、私はあまりそういうことは気にしない性格なのと、いたって健康体で出産時の心配はあまりしていなかったので、何か「未来の研修医の参考になり、医療の役に立てたかもしれない」という妙な自負心がありました。


女性特有の様々な症状、悩みを抱えている人の場合は女性の先生の方が何かと相談しやすいでしょう。そうしたことでも女性の産科医は俄然人気ですが、男性の産科医ももっと増えてほしいと願っています。安心して子どもを産み育てるためにも、今後、産科・小児科の充実が求められます。


国家の未来は子ども・青少年の教育にかかっていますが、医療にも同じことが言えるのではないでしょうか。つまり、産科・小児科の危機はつまり、国家存亡の危機に通じてしまうことがとっても不安になります。


そろそろMH○Wの皆さんと日本○師会の重鎮方、既得権益の維持ばかりを考えず、国家や社会の未来を考えて行動していただけないものでしょうか・・・。


さて、メルマガの引用だけではなんですから、宣伝も見てあげてください。



以下は弊社で取り扱っている出産関係の模型・シミュレータです。



◎成熟胎児モデル
http://www.3bs.jp/model/preg/w43038.htm
柔軟性のある布製成熟胎児模型です。


胎盤と臍帯(W43038用)
http://www.3bs.jp/model/preg/w43039.htm
羊膜に包まれた胎児の様子を再現。


◎ソフト骨盤(W43038用)
http://www.3bs.jp/model/preg/w43040.htm
柔軟性のある布製骨盤。骨盤形状の違いによる妊娠,分娩
出産時への影響を説明できます。

上記3点は弊社でも一番人気の商品、3点まとめて購入
される方も多いです。


− その他の人気商品 −

●妊娠モデル,スタンダード・シリーズ
http://www.3bs.jp/model/preg/l11_9.htm
子宮内の胎児の発育を5段階で表した模型です。


●妊娠骨盤,3分解モデル
http://www.3bs.jp/model/preg/l20.htm
子宮内の正常な胎児位置(胎位,胎向,胎勢)の学習に
最適な妊娠9ヶ月の骨盤模型です。胎児取り外し可能。


●胎児25倍大モデル
http://www.3bs.jp/model/preg/l15.htm
約4週目の人間の胎児模型です。


●分娩デモンストレーション用骨盤モデル
http://www.3bs.jp/model/preg/l30.htm
分娩過程で児頭が骨盤から出てくる過程を再現できる模型です。


●妊娠・分娩過程モデルセット
http://www.3bs.jp/med/birth/w43045.htm
妊娠中の膣触診,分娩,子宮内カテーテル挿入などの
シミュレーションを行えます。看護士,助産婦,医師を
目指す学生向けに最適です。



産科医だけでなく、助産師さんの存在も欠かせません。
今でも入院からから出産まで26時間おつきあいいただいた見習助産
(当時18歳くらいで、とても明るい人でした)の方に、陣痛時の苦しみを
ほぐしていただいたことを忘れていません。



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フリーダイヤル(ユーザー様専用) 0120-300-056